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ミュージシャンの経験をフリーランスの仕事に活かす | フリーランスインタビューNo.4 クリエイター/ミュージシャン 酒井 大輝

フリーランスインタビュー第4回目は、音楽活動の経験を活かしフリーランスとして活躍されている酒井大輝さんにお話を伺いました!クラウドファンディングで約300万円を集めてワールドツアーに出た音楽活動でのお話や、フリーランスとして活動を広げるに至った経緯など様々な面からインタビューを行ったのでぜひご覧下さい!

名前:酒井 大輝(さかい だいき)さん
年齢:28歳
職種:クリエイター/ミュージシャン
フリーランス期間:約2年半

Q.自己紹介とご経歴をお願いします。

A.酒井 大輝(さかい だいき)と申します。2016年3月に大学を卒業して、2017年からコーラスユニットを結成し、昨年(2020年)まで音楽活動をしていました。音楽活動では、結成したユニットのプロデュースや作詞作曲、ギターやボーカルなどを務めたほか、クラウドファンディングを行う為の戦略立案をしていました。そういった音楽活動が現在のフリーランスとしての活動に活きています。

Q.音楽活動をされながら、フリーランスの活動も始めたという事ですがきっかけがあったのでしょうか?

A.結成したユニットの活動初年度にライブで約300名のお客さんに来ていただき、周りの人には評価いただいていたのですが、私自身としてはもっと上を目指していたので「死ぬほど頑張ってこれくらいか…」という思いがありました。効率的にもっとたくさんのお客さんを呼べるようにならないと音楽だけで食っていくのが厳しいと2017年の末頃に思ったのが、フリーランスの活動を始める転機だったかと思います。それでも音楽の夢を諦めたくないと、2018年にはクラウドファンディングにチャレンジし、約300万円を集めてワールドツアーに出ました。その旅を通じて様々な人に出会う中で、色んな価値観を知りました。旅をするにあたって幸せってなんだっけ、生きるってなんだっけなんて哲学的な問いをはじめ、お金を稼ぐってそもそもなんでこんなに大変なんだろうなんてずっと考えていましたね。それまでは音楽活動の空いた時間にアルバイトをして、非効率だなと思っていたんです。旅中のそんな思いもあり、帰国して翌月(2018年12月)からフリーランスとしての活動を始めました。最初は友人の会社でイベントのお仕事を請ける形でした。当時は「アルバイトせずにイベントを作るだけで5万円ももらえるのか!」と驚きましたね(笑)。それまで「会社員ってとても凄い人たちだな〜」と思っていたのですが、意外と音楽で培った能力をここで活かせるぞ、会社員の人たちにも勝てる部分があるぞと思いました。その友人の会社から引き続き仕事を請ける事ができた他、その友人以外の人たちから徐々に仕事をいただいて、仕事の幅を広げていき今に至ります。

所属されていたユニットでライブをされている時の酒井さん
 

Q.現在はどんなお仕事内容をされているのですか?

A.現在は映像や音楽の制作活動や、ブランドや企業などのプロデュース・ディレクション・PRなどが主な仕事です。作りつつ、広めつつのお仕事の領域をバランスよく携わっています。ただ、結局自分で作れないと方向性を指し示す事ができないと考えているので、0から1を作る仕事をもっとこなしていきたいと考えています。その0から1を作るという事を体現すべく、現在は自然と都会が融合した新感覚のシーシャ屋さんを開く準備も水面下で進めています。

Q.大学卒業からずっと個人で活動されていますが、リスクは感じませんでしたか?

A.全く感じませんでした。私ってストレングスファインダーの慎重さが一番下だったんですよね(笑)。最近はマイルドになりましたが、当時は凄く尖っていたので、好きなことがあるのに諦めて他の事をするなんてそれこそがリスクだろ!みんなもったいないな!なんて思っていました(笑)。とはいえ、今は会社員なら会社員、それぞれのフィールドで信念を持って働いている人に対して心からリスペクトしています。

Q.ややマイルドになったという事ですが、以前と今の酒井さんの目標や考え方に違いはありますか?

A.以前であれば日本を代表するアーティストになることが全てだと思っていましたが、それがワールドツアーなどを経て徐々に変化してきました。ただ、今は音楽だけに限らず自分の感性をアウトプットする事に幸せを感じるので、色んな形で自分の納得するものを生み出していこうと思っています。例えば、今度始めるシーシャ屋さんは、自分の想いを空間で表現するという点においては音楽と同様に自己表現の場と捉えています。音楽でも空間作りでも、自分の感性で勝負するという点においては変わらないなと思えるようになったのが、以前と変わったところだと思っています。

Q.フリーランスとして活動する際に必要だったスキルはどのように身につけたのですか?

A.フリーランスとして活動を始めた際に請け負ったイベント作りは、進行管理の他、場を仕切ったり、関係者に連絡したりなど様々な業務が含まれていますが、それは全て音楽活動で培いました。ミュージシャンあるあるな話で、自分は何もスキルを持っていないと思っているミュージシャンが多いかもしれませんが、本気で音楽をやっていた人ならライブ一つ創り上げる中でも色々なスキルや経験が培われるんです。自分のバンドを宣伝する為にSNSで発信をしていたりするのもそうですし、本気でやっていれば色んなスキルが身に付いていきます。企業のサービスや商品の宣伝をすることとバンドの宣伝をすることは本質的には同じではないでしょうか。

所属していたユニットのワールドツアーの際の写真
 

Q.確かに色んなスキルが身に付くのであれば、ミュージシャンの方もそこで得たスキルを活かしてフリーランスとして活躍できそうですね。

A.そうなんですよね。ミュージシャンも音楽だけに固執しすぎず、それ以外の収入源があってもいい時代だと思います。私自身もYouTube上で「夢を諦めた」というお話をしましたが、音楽は辞めるという次元のものじゃなくて、そこに在るもの。あくまでバランスの話です。だからこそ、音楽は色んな選択やライフワークのうちの一つとして考え、柔軟に取り組んでもいいと思います。実際、海外の有名ミュージシャンたちはいくつかの事業の一つとして音楽活動をしている方も少なくありません。僕も数年後にまた夢を追いかけて本気で音楽活動をしているかもしれませんし(笑)。また、ワールドツアーに行った時に、インド人に「日本人に生まれた君たちが羨ましいよ。」と言われた事が印象に残っています。彼らは生まれながらに社会的地位が決まっていて、日本人のように自由に挑戦できる人は一握りだそうで。そんなことを言われてしまったら、好きなことをやらない方がもったいないなと。そう改めて思えたのもインド人の彼のおかげなので、本当に感謝しています。

Q.仕事の獲得方法は?

A.恵まれていたと今でも思うのですが、営業活動のようなものをあまりした事がないんです。ありがたい事に友人や様々な人の紹介でお仕事をいただいています。飲み会の場で「今私こういうことしています!」っていう話はもちろんしていました。

Q.フリーランスになって、「やっていてよかった事」はありますか?

A.とにかく感謝を伝えることですね。結局は発注主も人間なので、同じスキルであれば、こいつに頼みたいと思われるのが大切だと思っています。もちろんそんな打算的な考えというより、生き方ベースで感謝を伝えまくるというのは本当に大切にしています。実の友達には僕のそんなところをよくいじられたりもしますね(笑)

Q.今後、酒井さんはフリーランスとしてどう取り組んでいくのでしょうか?

A.今現在、一緒に働きたい、学びたいと思える人・会社と出会うことができまして、その会社でPR・広報や動画制作などのお仕事に携わっているので、そこでパフォーマンスを発揮していきたいと考えている他、今取り組んでいる空間での表現であったり、音楽活動時代から続けてきた「自己表現」は今後も続けていきたいですね。ありきたりですが、いつかまた世界を旅しながら映像を作り、その道中で感じたことを曲にして、帰国後にはその経験を生かして空間作りをしたいな、なんて思っています。そんなことを考えているのが一番幸せです(笑)。また、僕にとって何よりも大切なのが好きな人と働くことだと考えているので、そんな当たり前の幸せも大切にしていきたいと思っています。

酒井さんの制作実績

United Santa

アロハシャツブランド Eanbe


https://www.instagram.com/eanbe_official/?igshid=g2llqx1sgsw4

酒井さんへのお仕事依頼・連絡先


メールアドレス:dadada.gm@gmail.com
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