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楽天を辞めて独立。新たなフリーランス組織を目指す | フリーランスインタビューNo.3 ティール株式会社代表取締役社長 園川勇真

フリーランスインタビュー第3回目は、新卒で入社した楽天を2年で退職。その後フリーランスとして独立しわずか1年半で法人化。現在、ティール株式会社・代表取締役社長として、ウェブマーケティング領域のコンサルティングを行っている園川勇真さんにインタビューを行いました!コロナをきっかけに正社員は皆業務委託となり、メンバーは全員フリーランスといった新たな組織を目指しています。そんな彼が独立を決意させるに至った生い立ちと、留学先のセブ島で見た自由な働き方、そして住む場所に捉われずに日本全国を飛び回りながらワーケーションを実践している実態など、あらゆる角度からお話を伺ったのでぜひご覧下さい!

名前:園川勇真さん(ティール株式会社 代表取締役社長)
年齢:28歳
職種:ウェブコンサルティング
独立期間:独立してから3年(独立後1年半で法人化)

Q1.まずは自己紹介とお仕事内容を教えて下さい。

A.園川勇真と申します。独立してから3年目であり、フリーランスとして独立して2019年8月に法人化してウェブコンサルティング会社を経営しています。事業としてはウェブマーケティング領域の企業支援を行っておりまして、主に企業が運営するオウンドメディア(SEO)とYouTubeチャンネルの戦略立案から実行支援を行っています。自社でライターやデザイナーなど多くのフリーランサーを抱えているので、基本的に企業様は手を動かす必要なく、制作までまるっと請け負えることが強みです。実績でいうと、大手人材会社の3BACKさんからご依頼頂き、弊社が戦略立案から制作まですべて請け負い運営している「キャリアゲ」は月間15万PVを突破して業界トップのメディアのひとつになったり、また別案件では、ある分野のハウツー系のYouTubeチャンネルが半年で5,000人チャンネル登録を突破したりと、お陰様でクライアントさんも増えてきました。

園川さんが経営しているティール株式会社のサービスページ

Q2.独立当初から今されているお仕事を一貫してされているのですか?

A.大枠はウェブマーケティング領域という意味ではそうですね。1年目は個人で立ち上げたWEBメディアの運営と、SEO記事のライティングと編集の受託を行い、2年目は年間予算を頂きライターさんやデザイナーさんを雇いPMとして大型WEBメディア(比較サイト)の立ち上げと運営を行い、現在は企業のYouTubeチャンネル運営とウェブコンサルテインング業務と法人営業・案件のディレクションを行っています。

Q3.フリーランス・個人事業主に至るまでの背景やきっかけを教えて下さい。

A.大きな背景としては実家が自営業で、落花生のお菓子メーカーを営んでいるという事が影響していて、漠然と幼い頃から経営者への憧れがありました。なので大学時代から起業したいと考えており、積極的にベンチャー企業のインターンシップに参加したりと意識高い大学生でした(笑)。フリーランスという働き方に興味を持つきっかけとなったのが、大学を休学して行った海外留学と現地での長期インターンでした。フィリピンのセブ島に1年間行ったのですが、そこにはノマドワーカーとして仕事をしながら旅をしている日本人の方が多くいました。自由な働き方への憧れはこの海外生活をきっかけに強まりましたね。起業したいという幼少期からの憧れと、自由への憧れ。その2つが重なり、将来は独立しようと強く思うようになりました。

園川さんの実家が経営されているお店の写真

Q4.2年間会社員をしてからフリーランスになったそうですが、会社選びも独立を視野に入れてたんですか?

A.そうですね。新卒では楽天株式会社に入社しました。まず、市場全体が伸びている・独立がしやすい、という点からIT企業を選びました。また、楽天はECの会社なので、将来実家を継ぐしたら、事業形態が小売なので、非常にシナジーのある通販領域の專門性を持ち帰れると思ったのも理由のひとつです。楽天では、グループ会社に出向という形で、ASPと呼ばれる事業領域、いわゆるWEBの広告代理店に勤務して、簡単に言うと広告主とWEBメディアの仲介を担う業務を行っていました。

楽天での生活は学びが多く充実していましたが、それ以上に時代の変化を捉えると、個人のゴールに近づくには早い段階で独立というフィールドに軸足を移すべきだと考えて、入社して2年未満で退社して独立しました。

園川さんのセブ島留学時代

Q5.独立してから軌道に乗るまでどれくらいかかりました?

A.毎月の売上は変動するので、安定するまでには1年間程度かかりました。自分でゼロから営業して、契約や経理周りの雑務もすべて行いながら案件をこなす日々に慣れるまでは大変でしたし、失敗もありました。ただし、スキルの向上に伴い自信もついてきて、クライアントの数や規模感が少しづつ増えていき安定していきましたね。

Q6.独立して辛かった事ってありますか?

A.当然仕事が思うようにうまくいかない時は辛かったです。例えば、企業の都合やコロナなどの外部要因で予算が止まったり、認識のズレから案件自体が突然なくなってしまったり、パートナーとの摩擦など、そのような時は凹みました。ただし、幸いにも信頼のできる仲間が多かったので、そのような方々に助けられてきました。独立したら上司はいないので、繋がりは大切ですね。

園川さんが楽天に勤務されていた時の写真

Q7.どうやって仕事を獲得したり、売上立ててました?

A.基本は紹介ベースで、知り合い経由でお話頂く事がほとんどです。きっかけや繋がりを増やすためにもSNSで積極的に発信したり、オンラインコミュニティやイベント、案件プラットフォームなどを通じてフリーランスや経営者の繋がりを増やすことはやってきましたね。

Q8.繋がり作りについてより具体的に伺えますか?コロナ禍ではどのように繋がりを広げているのですか?

A.先にあげた通りSNS経由は多いですね。興味ある方はフォローして、時に絡んだり・DMを送ることもありますし、連絡を頂くこともあります。あとは「yenta」に代表されるようなビジネスマンのマッチングアプリを使ったこともありました。オンラインサロンにもいくつか入ったりしました。コロナ禍では、ZOOMでお話したり、オンラインイベントに参加したりが多いですね。

Q9.スキルの習得やレベルアップはどのようにされてきたんですか?

A.仕事でのアウトプットに合わせる形で、インプットして習得していきました。独立当初は共同でWEBメディア運営をしていたので、パートナーから型を教わり、並行してインプットも行い、SEO、WEBライティング・編集という分野の専門性を磨きました。YouTubeの専門性も同様に仕事を頂き必死にインプットとアウトプットを繰り返して結果を出し、ノウハウが蓄積していきましたね。

Q10.独立する時やってよかったことは?

A.ひとつが繋がり作りです。学生の頃から学外の繋がりを、社会人の頃から社外の繋がりを積極的に増やしてきたので、それが今のお仕事であったり・パートナーであったり・支援し合うサポーターの存在になっているからです。
あとは新卒で2年未満で独立したのもよかったです。やはり会社員の世界と独立の世界では、どちらが良い悪いとかではなく、求められるものが異なるので、年齢の若いうちに失敗をしたりと経験を積み、自分の目指す方向において適切に成長することができたからです。

Q11.フリーランスから法人化されましたがそのきっかけは?

A.独立して1年半後のタイミングで、新規のクライアントさんから大規模な予算でのメディア立ち上げの依頼を受けたことがきっかけです。仕事の規模感が、個人から一気に組織が必要な規模になったので法人化しました。結果2名の社員を雇い、都内にオフィスを借りて、働き方や意識も変わるきっかけになりましたね。

Q12.フリーランスから法人化してどのような変化がありましたか?

A.よかった変化でいえば信用力です。大規模な法人との取引でも話がスムーズですし、見られ方という点においても会社の代表という肩書きがポジティブに働くこともあると思います。一方で、経理作業などは非常に複雑になりましたね。個人事業主だとシンプルなのですが、法人だと自分の給与は1年間金額を変えられない役員報酬にしなければならないですし、社員の給与計算や毎月の税金の支払いなどの業務は増えます。

Q13.コロナ禍で変化はありましたか?

A.運営するWEBメディア事業がコロナ情勢でダメージを受けてしまったので、拡大ではなく縮小という選択を選び、オフィスを解約したり、社員と相談して契約形態を見直したりしました。その落ち込んだ時期を乗り切って、現在売上は回復していて、昨年ベースで推移しています。ウェブの需要は変わってないので、そのあたりはウェブ業界にいてよかったと思ってます。また、仕事がリモートベースになったので場所に捉われない働き方ができるようになったポジティブな面もあります。私自身、昨年から賃貸に住むというライフスタイルを手放して、ワーケーションとして週ベースで住む場所を変えたり、ホテル暮らしをはじめました。

Q14.なぜワーケーション、ホテル暮らしを?

A.コロナ禍での巣ごもり生活が精神衛生上ネガティブに働いた事がきっかけです。昔から旅やバックパックが好きだったという事もありますね。フルリモートだと固定で定住する必要もないですし、色んな経験をして発想力を高めたかったのもあります。やるなら20代後半の今しかないと思い、決断しました。大体2週間ベースで場所を移動してまして、昨年から東京を拠点に沖縄、福岡、大阪、京都、静岡、千葉と様々な場所で働いています。色んな変化があるから面白いですし、地方での繋がりも増えました。地方の過疎化の現状など、東京にいると見えづらい課題なども見えてきます。

Q15.ワーケーションやホテル暮らしってどれくらいのコストなのですか?

A.大体月10万円くらいですかね。高級ホテルなど使わなければ、今は素泊まりでも相場は安いんですよ。ホテルの他に、ウィークリーマンションを借りたり、Airbnbを使ったり、サブスク型のホステル泊まり放題のサービスも使いましたね。洗濯も倉庫も外注できるサービスを利用したりしました。

Q16.まさに独立して自由な働き方、環境を実現している園川さん、今後どう成長していきたいと考えていますか?

A.独立して3年間は、主に受託を通じてスキルアップや自分の価値を高めて、とにかくクライアントさんに貢献できるよう努めてきました。その次のステップとして、自分の考えや世界観を表現できるような事業を作り、その事業を通じてユーザーへ貢献して、最終的に少しでも社会にインパクトを与えて、社会課題の解決に繋げる事ができたら一番幸せだなと思うようになったので、そこを目指して会社経営を頑張っていきたですね!

まとめ、筆者総括

今回は楽天からフリーランスに独立し、法人化に成功している園川さんにお話をお聞きしました!
フリーランスになりたいと思いつつも、一歩踏み出せないと考えている方にとっては後押しされるようなそんな内容だったかと思います!自由な働き方こそフリーランスの魅力。インタビューを通じてそんな働き方を体現している園川さんの憧れの強さとバイタリティを感じさせられました。

園川さんへのお仕事依頼・連絡先


HP:https://teal-inc.net
メールアドレス:yuma.sonokawa@teal-inc.com
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