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中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)の可能性 | 仮想通貨リブラの台頭に危機感募らせる中央銀行

今、中央銀行発行のデジタル通貨への関心が高まりつつあります。民間で発行されるビットコインなどとの仮想通貨、いわゆる暗号資産などとは違い、国の中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)は、私たちが日常で使っている国の法定通貨、日本であれば円がデジタルなものになると考えていただければと思います。私たちが今、キャッシュレスと呼んでいるも○○Payのようなものは、クレジットカードや現金をチャージしたり、後からの引き落としで決済しているものですが、デジタル通貨の場合は円そのものがデジタルになります。

デジタル通貨のメリット

キャッシュレス進展や通貨の偽造、脱税の対策が期待される他、そのメリットは一般消費者よりもむしろ金融システム運営・維持している銀行や中央銀行、決済機構のメリットに注目が集まっています。今年の8月24日から2日間にわたって、金融庁と日本経済新聞共催で開催された「BG2C FIN/SUM」にて、日銀のフィンテックの司令塔とも言える日銀のFinTechセンター長である副島氏がデジタル通貨について語りました

効率の悪いシステムとの評価

銀行の決済システムがクリアリング(清算、決済システムの準備処理)や日銀ネットを動かし、債権・債務を解消している状況や、銀行以外のクレジットカードやキャッシュレス決済(いわゆる「○○Pay」)の運営会社が銀行に依存しているなど、多段階の階層から構成するシステムについて、「効率が悪い」としており、デジタル通貨の導入はこの問題を解消する手段となると日銀のFinTechセンター長である副島氏は語っています。

なぜデジタル通貨の議論が活発に

中央銀行のデジタル通貨の議論は仮想通貨のブームに伴い、議論はされてきましたが、日銀をはじめとする各国中央銀行がこの議論を加速し始めたのはFacebookが仮想通貨リブラの構想を発表してからではないかと筆者は考えます。一国の経済にインパクトを与えかねないIT巨大企業GAFAがデジタル通貨を発行したら国の主要通貨の地位が奪われかねない事態になる、そう考えて中央銀行はデジタル通貨の議論を加速しているのではないでしょうか。新しい時代の通貨戦争はもう始まっているのかもしれません。

参考:Impress Watch「中央銀行デジタル通貨(CBDC)はどんな課題を解決するのか?」

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