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社会事業を通じてより多くの人を笑顔に | フリーランスインタビューNo.7 Insight Light代表 仲渡春菜

名前:仲渡 春菜さん
年齢:30歳
所属:創業期の早期黒字化を実現する経営伴走サービス Insight Light代表

Q.簡単な自己紹介をお願いします。

A.仲渡春菜と申します。現在、個人で経営コンサルタントを行っている他、カフェ経営も行っています。経営コンサルでは、30名未満のスタートアップや第二創業期の会社さんに入り、その会社がさらに加速するために足りていないリソースをどう埋めていくのかという事をハンズオンでサポートしています。今は個人で行っていますが、今後チームを組んでいきたいなと考えています。

Q.現在のお仕事をするまでに至った経歴などお話ください。

A.新卒でボーダーレスジャパンという会社に入り、ビジネスレザーファクトリーという革製品を扱うブランドの立ち上げ期に携わって全国を飛び回って事業確立に勤めた後、同社の子会社という位置付けで2017年に会社を立ち上げ、その代表としてバングラデシュ現地で非識字者やシングルマザーを支援する事業にを2年ほど携わりました。その後、自分がもっともソーシャルインパクトが出せるのはゼロイチ創業並びに経営だという事で、今のような経営コンサル、支援を始めたというのが簡単な経歴になります。

Q.子会社の代表を務めた後、独立されていますがそのきっかけや経緯を教えてください。

A.私はバングラデシュでは非識字者や身体障害者やシングルマザーの方を積極的に雇用するために事業を作っていましたが、他にも課題は山積みでそれらの課題に多様な形で貢献したいと考えていました。より多くの社会課題を解決するために自分が潤滑油となって柔軟に捕らわれないカタチで経営サポートにまわった方がより多くの人をハッピーにできて、社会に対しても多くの還元ができると考え、独立に至りました。

バングラデシュでの写真①
  

Q.バングラデシュでの事業立ち上げなどハードルが高い事に挑戦されていますが、様々な壁に直面したのでは?

A.壁にぶつかりましたし、無力を感じた事はたくさんありました。子会社の代表とは言いますが、最初は全部一人で立ち上げに行き、文化やビジネス、政治も全く環境が異なる場所でビジネスをやろうとすると何もかも足りない状況なんですよね。現地の非識字者や身体障がい者の方々に雇用を生み出すために、ボランティアではなくビジネスとして成立するための仕組みを作るために本当に頭を毎日悩ませましたし、慣れない土地で制約も多いいっぱいいっぱいの中で、仕事で移動中の際に片足が無い松葉杖をつく物乞いの方が車に寄ってきて施しを求めてくる。でも私は、それに対してまだ何もできない、という状況で。自分のふがいなさに車の中で泣いていました。こういう人たちの為に事業を作りにきたのに、軌道にのるまでなぜできないんだと何度も自分の中で問答しました。

Q.そんな違う環境下で事業を立ち上げされましたが、違う文化の方とコミュニケーションすることで意識されたことはありますか?

A.「とにかく郷に従え、とにかく歩み寄ろう」を意識しました。例えばバングラデシュだと、女性は首とかひざ下でも肌をあらわにしてはいけないだとか、様々なルールがありますが、毎月現地の服を着て、ご飯食べるのも手で食べるなど姿勢から歩み寄りました。現地はイスラム教で、当時夏の時期にラマダンがあり食べれないだけでなく水も飲めない状況でしたが、自分も行いました。メンバーにはやらないでもいいと言われましたが、でも周りの一緒に働いている人たちがやっているのに自分がやらないってありえないと思い、自分も行いました。でもそうやって歩み寄っていくと、言葉が通じなくても最終的には分かり合えるのだなといい経験になりました。顔をみただけで体調の違いも分かるようになりますし、人間の本質はみんな一緒なんですよね。

Q.それだけ分かり合えるほどになったメンバーとの別れは辛くありませんでしたか?

A.辛かったですね。最後の方は個別のミーティングだけでなく、全体ミーティングでもミーティングの度に誰かが泣いたりして私自身も強がってましたがさすがにつられて泣いたりしましたね。でも私はみんなと自分の為に次に進まなくてはいけないと思っていましたし、目指す目標ができれば全力投球でそこに向かうタイプだったので、その経験を活かして前向きに頑張ろうと自分を奮い立たせました。

バングラデシュでの写真②
  

Q.現在、個人で様々な企業をサポートをされていますが、企業との繋がるきっかけは?

A.基本的に紹介が多いですね。PRや発信をしていないにもかかわらず、周りの方々が「こういう人がいてね」とお話してくださって、お仕事に繋がる事が多いです。それだけでなく、6年前に地方創生事業で訪れたレストランのご夫婦が私を覚えてくださって、東京で私がカフェをだすっていう話をカフェの近くに住むご友人にお話して下さって、そのご友人がカフェにきてくださったり、私が学生時代に入っていたネパールに本を毎年1000冊送る教育支援の学生団体の6個下の後輩が、全然会ったこともなかったにもかかわらず「いつもインスタグラム見ています!ずっとお会いしたかったんです!」とカフェに来てくれることもあって、本当に縁に恵まれているなと思います。

Q.カフェを経営するきっかけは?

A.これも本当に不思議なご縁というか、偶然ですね。元々コロナ禍が本格化する前の2020年のはじめあたりに、社会事業をどんどん排出するプラットフォームを作るお話しがあったのですが、コロナ禍が本格化し市場調査を目的としたリアルでの動きが停滞したこともあり、全く進まない状況に陥ってしまいました。その中で、その会社がちょうど空き物件を保有していて動かせないかという相談があり、実際に足を運ぶと渓谷などの自然があり、お散歩も楽しめて「ここを拠点に色んな人の想いを届けられる」と直感的に思い、カフェをやろうと昨年の9月に決意しました。今まで私が取り組んできた社会課題はある種「重たさ」がありましたが、カフェは美味しい楽しい美しいで色んな人がハッピーになれる「幸せな場所」を作り出すという違った面白さを感じています。カフェで提供する食を通じて、私の実家の愛媛に貢献したいなと思い、愛媛のみかん農家さんにお会いしてそこのみかんをカフェで提供させていただきながら地方創生の一役になるべく努力しています。

カフェの写真①
 

Q.コロナ禍でのカフェのオープン、準備からオープンまでどうでしたか?

A.元々オープンを1月に予定していましたが、地元の人に迷惑をかけないように延期をし、緊急事態宣言も延長があり結局解除の方針が固まりつつあった2月の末にプレオープンという運びになりました。時短営業という形で、お客さんにも喜んでいただけましたし、対策をしながら少しずつ色んな事を始めています。色々なことを考え対処しなければならない1年でしたが、コロナ禍で「本当の大切なことって何だろう」ってことを各自で考える機会は増えたのではないかなと思います。豊かな時間を様々な人と共有して、繋がることの重要性もコロナ禍で改めて感じられたのではないでしょうか。このカフェでそういった繋がりをしぜんに提供できたらいいなと思っています。

カフェの写真②
 

Q.どう今後は成長していきたいと考えていますか?

A.カフェに関しては、より環境配慮や食育にちからをいれること、さまざまな垣根を越えて想いあるブランドや企業、経営者や活動家、そして地域の方々とちからを合わせてよいコミュニティづくりをできればと考えています。わたし自身に関して言うと、今後は現在の動き方をさらに加速させていき、社会事業を通じてより多くの人を笑顔にしていきたいと考えています。SDGsが最近話題にあがることは多いですが、私自身何世代も続いていくような事業を作ったり、未来の子供たちが安心して暮らせるような社会を作っていきたいという想いがあるので、そこに共感してくれる仲間と一緒に様々な取り組みをしていきたいですね。事業を通じて色んな人の背中を押せるように、よりビジネスマンとしても人としても成長していけるよう努力していきます。

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